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【終活】秋野暢子が入会した尊厳死協会って何?調べてみた

終活って、いつ頃から始めるべきなのでしょうか?

先日、女優の秋野暢子さんが娘さんのために尊厳死協会に入会し、「延命治療を拒否する」ことにしたと報道されました。

人は誰しも、生まれたその日から死に向かって生きているので平等にやってくるその日を受け入れる意味でも、いつか真剣に考えたい!

そう思っていたので、今回の秋野さんの件は良い機会に思え、調べてみました!

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秋野暢子さんが入会した尊厳死協会って何?

何時誕生したのか?

1976年に産婦人科医で、国会議員でもあった故太田典礼氏を中心に医師や法律家、学者、政治家などが集まって設立されました。

その年というのは自宅で亡くなる人と病院で亡くなる人の割合が逆転した年なのだそうです。

目的は?

日本尊厳死協会が発行する「リビング・ウイル」=終末期医療における事前指示書は、人生の終末期を迎えたときの医療処置に対する選択について、自分の意思を元気なうちに記しておくための文書のことです。

それがあることで本人の意思が医師や看護に携わる方々に伝わり、尊重され、当事者が自分らしく誇りを持って最期を生きられるというものです。

治る見込みがなく死期が迫ってきたときに、無駄な延命治療を断るという死のありかたを選ぶ権利を持ち、それを社会に認めてもらうことが目的です。

現在の会員数は?

12万人ほど。

主旨は?

  1. 不治かつ末期になった場合、無意味な延命措置を拒否する
  2. 苦痛を和らげる措置は最大限に実施してほしい
  3. 回復不能な遷延性意識障害(持続的植物状態)に陥った場合は生命維持措置をとりやめてほしい

要するに「平穏死」「自然死」を望むというものです。

「リビング・ウイル」=終末期医療における事前指示書は、例えると「いのちの遺言状」と言えるでしょうか。

入会方法は?

まず、無料の資料請求をした方がいいと思います。詳細はこちらをクリック

  • 満15歳以上
  • 意志表明能力がある人

この2点が入会条件です。

入会の手続きや登録の流れは?

  1. 取り寄せた「入会のご案内」に同封の「リビング・ウィル」に必要事項を記入
  2. 署名した「リビング・ウィル」を、返信用の封筒(切手代82円分)に同封して郵送
  3. 年会費払い込みをする。「払込取扱票」を切り離して、金額と依頼人情報を記入すること。
    入会時の振り込みは郵便局のみで。 以後はコンビニ払いOK。
  4. 「書類」と「年会費」の払い込みが確認されると登録完了。
  5. 「リビング・ウィル」の原本を協会で保管され、会員証1枚と「リビング・ウィル」のコピー2枚(原本証明付き)が返送される。
  6. 会員証は健康保険証などと一緒に身に着けておくなどして保管する。

会費は?

正会員は年会費 2000円/一人      毎年納金
終身会員は年会費 70.000円/一人    一括納金

ってことは、35年以上生存の可能性がないと判断するなら、年会費がお得かもしれないですよね?

更新は?

正会員は入会時期の会報に払込用紙が同封されているそうです。
3年間未納されたら、登録抹消とのこと。

退会は?

連絡すれば、いつでもOKとのこと。

気が変わることも十分あるので、気楽ですよね。

リビング(Living)は暮らしとか生活という意味で ウィル(Will)とは意志という意味。

生き方の意志表示という意味なんですね。

無料の資料請求は何部でも良いそうです。

もし、夫婦で入会する場合は一人1部の提出が必要とのことなので、2部申し込み用紙が必要ですね。

会員の特典は?

  1. 会員証とリビング・ウィルのコピーが送付してもらえ、いざというときに医療機関に提示すると、本人の意志が受け入れられやすくなる。
  2. 年に4回の会報が届き、関連情報ゲットできる。
  3. 尊厳死に理解のある「受容協力医師」を知らせてくれる。
  4. 終末期についての医療電話相談が受けられる。(日時については、会報による)
  5. 会員専用サイト「会員の広場」が設けており、要望に応えられるように準備を進めているそうです。

詳しくは、こちら→日本尊厳死協会   

秋野暢子さんの終活とは?

引用元:http://deai-wakare.tokyo/2018/03/26/akino2018/

 
秋野暢子さんは、秋野さんと娘さん一人の家族構成で、60歳を迎えた2年前に「日本尊厳死協会」に入会したそうです。

秋野さんのお母様も還暦を迎えた時に突然会員証を見せて、「私が死ぬ時は静かに死なせて。延命治療はイヤ」と宣言されたのだとか。

危篤状態のお母様を尊厳死させてあげたけれど、その選択が本当に正しかったのか悩み続けたそうですが、ご自分が還暦の誕生日を迎えた時の娘さんからのおめでとうメールをもらった時にやっとお母様の気持ちが分かったそうです。

家族に迷惑をかけたくない。母心だったのだろうと。

秋野さんは、

エンディングノートを書く。

  • 娘さんに残す動産や不動産の書類や印鑑のしまい場所
  • 葬儀の仕方
  • 遺品の分配先

などを丁寧に記している。

断捨離をする。

など、いざという時のために明るく前向きに準備されているそうです。

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「尊厳死」と「安楽死」の違いは?

ここで「尊厳死」と「安楽死」の違いに触れたいと思います。

似て非なるものですよね?

安楽死は・・・

医師が積極的な医療行為で患者を死なせることを安楽死と呼びます。

患者に耐え難い肉体的苦痛があって、しかも本人が「早く逝かせてほしい」と懇願したとしても日本では、患者を安楽死させるとその医師は有罪になります。

尊厳死は・・・

延命治療を行わないこと。「平穏死」「自然死」のことです。

治る見込みがない患者に無理な延命治療をしないことなのです。

人工呼吸器が付けられてしまうと意識がかりにあったとしても、話すことができません。

味わうことのできない食事は治る見込みがないのなら、苦痛なだけではないでしょうか?

そこに暮らしの質などありません。

私が思うに、安楽死は与えられる死。尊厳死は受け入れる死。のように捉えます。

やはり、死は与えられるべきモノではないように思います。

とても繊細はテーマですよね?

でも、みな平等にいつか訪れる死について、ちゃんと考えておくべきことのように思います。

まとめ

昨年初めの新聞の広告が話題になりましたね?

今は亡き、女優樹木希林さんの「死ぬときぐらいは好きにさせてよ」というコピーと小川に漂う樹木さんの写真。

全身ガンだと言いながら、第一線で活躍され続けておられた樹木さんも好きに死にたいと思っておられたのでしょう。

2025年には、75歳以上の高齢者の人口が約3500万人のピークに達し、年間の死亡者は今よりも40万人増えると予測されていると言います。

老後の生き方を模索する一方で、その先の死に方もきちんと考えておく必要性を日に日に感じる昨今です。

それはネガティブでもなければ、後ろ向きでもない。縁起悪いからイヤとか言わず、当たり前のことを当たり前に考えるだけのことだと捉えるべきかなと思います。

私も手始めに、尊厳死協会の資料を取り寄せています。

臓器提供や骨髄移植のドナー登録などは、まだハードルが高すぎて考えられないのですけど、これから真摯に向き合いたいです。

最後までお読みいただいてありがとうございました!