この春のNHK朝ドラ「エール」が始まりますね?
「マッサン」以来久々の男性主役作品と話題を呼んでいます。
今回は、主役の窪田正孝さんが過去出演したNHK朝ドラのことや、歴代男性主役作品について調べてみました。
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目次
窪田正孝さんが朝ドラに過去出演した作品は?
「ゲゲゲの女房」 倉田圭一役
窪田正孝さん
※2010年7月19日~8月7日・9月23日
ヒロインの夫・茂のアシスタントになったが、漫画賞大賞を取り漫画家デビューしアシスタントを卒業しました。
窪田さんのインタビューコメントより
実は「ゲゲゲの女房」は、家族と一緒によく見ていたんです。
僕自身、水木しげるさんの『ゲゲゲの鬼太郎』を幼いころにアニメや漫画で読んで大好きでしたし、そんな水木さんを陰で支えた奥様が書いた物語が原案になった“朝ドラ”もとてもおもしろかったので毎日楽しみに見ていました。
まさか、自分がこの話題のドラマに出られるなんて想像すらしていなくて……。
出演のお話をいただいたときは、本当にうれしかったですね。
そして僕以上に、母が喜んだくらいです(笑)。
引用元:NHKアーカイブ
「ゲゲゲの女房」のアシスタントには他に、斎藤工さんや柄本佑さんも出演されており、和気あいあいな現場だったそうです。
倉田圭一役の評判は?
#ゲゲゲの女房
倉田くんの出番が予想以上に多くて
毎日が楽しみ動いてる窪田くんは静止画の100倍輝いてて
その表情、目の動きに心を揺さぶられる
そして、前に居るのは工さん…嬉しいなぁでも、終わりは来るのよね
再放送のロスに備えなくてはいけないとは…— よこ (@yoko_0806_km) 2019年12月3日
ゲゲゲの女房を試聴。倉田くんの瞳の奥のキラキラと志。絵を描くのがただ好きという情熱。プクプクなほっぺ。艶々なおデコ。舌足らずな関西弁。どれをとっても可愛さ満載。
#窪田正孝#hulu pic.twitter.com/Xc0OKzihxM— なお☆ (@nao3_kubota) 2015年12月30日
一番多かったツイートの文言は、目がキラキラしてたというものでした。
窪田さんが21歳頃の作品なので、弾けるような若さがそう印象付けたのかもしれませんね。
「花子とアン」 木場朝市役
窪田正孝さん
※2014年4月14日~9月27日
主人公はなの幼馴染。農家の子供でありながら、女学校に進学したはなに影響を受けて、農家を継がずに小学校の教師になりました。
はなのことを子供の頃から片思いし続けた青年の役どころ。
「花子とアン」の出演が決まったときの最初の感想に対して次のようにコメントしています。
台本を読んでみると、家族愛の暖かさがすごく出ていて、現場でも作品への愛情が注ぎ込まれているなと感じました。
本当にNHKのスタッフさんたちは暖かい人たちで、現場で暖かく迎えてくれたのがうれしかったです。
初めて現場に入ったとき、スタッフさんがサプライズで「赤毛のアン」の赤い髪が出ている帽子をかぶって待ち構えてくれていて。
そういういい関係性を築かせてもらっていて、すごくうれしいですね。
スピンオフスペシャル「朝市の嫁さん」
※2014年10月18日 NHK BSプレミアム
人気が高いキャラクターだったので、スピンオフまで作成されたのです!
長年の片思いから、年の離れた奥さんをもらうことになってハッピーエンドで良かった!
窪田さん自身も小学校の6年間好きな子がいて片想いをしていたのだとか、草食系男児だったようですよ。
木場朝市役の評判は?
花子とアンの朝市…そうだ…窪田くんだった…朝市良かった記憶めっちゃある…
— ニコミ (@nikomi_otaku) 2019年1月13日
朝から『花子とアン』総集編鑑賞。
愛の讃歌!素晴らしく、号泣でした。キラキラしてましたね。内容も演ってる人たちも。吉高の花子、とても魅力的でしたよ。そして、花アンの窪田くん!世の女性が朝市朝市、窪田窪田と熱狂的になっていたこと、たった今理解しました。ハイ。— soraneko (@Songbook70) 2014年12月29日
2014年度NHK『花子とアン』で、はなに恋心を抱いて何かと親切に接する幼馴染みの同級生役で出演し、そのスピンオフドラマ「朝市の嫁さん」で、はなを慕いながらも成就せず40歳になって14歳年下のちづ江(石橋杏奈)と結婚する朝市を演じた窪田正孝くん???その誠実な人柄に惹かれる。#鉛筆画 #絵 pic.twitter.com/9OP0nqImQu
— ねおNeo (@Neo34106880) 2017年12月3日
このイラストがあまりに素晴らしいので紹介したくなりました。そっくりですよね?

NHK朝ドラの歴代の男性主役作品について
窪田正孝さん
次作の「エール」は、男性主役としては12作目となります。
女優さんとW主演も合わせて、ということにはなるのですが・・・。
「エール」が102作目なので、約1割くらいしか男性主役がなかったことになるのですね。
男性主役の第一作目
作品番号 | 1作目 |
---|---|
作品名 | 娘と私 |
期間 | 1961年4月3日~1962年3月30日 |
主役名 | 北沢彪 |
視聴率 | データなし |
連続テレビ小説では唯一の1回20分放送作品で、月曜日~金曜日までの週5日の放送でした。
男性主役の第二作目
作品番号 | 3作目 |
---|---|
作品名 | あかつき |
期間 | 1963年4月1日~1964年4月4日 |
主役名 | 佐分利信 |
視聴率 | データなし |
男性主役の第三作目
作品番号 | 5作目 |
---|---|
作品名 | たまゆら |
期間 | 1965年4月5日~1966年4月2日 |
主役名 | 笠智衆 |
視聴率 | 平均視聴率は33.6%、最高視聴率は44.7% |
川端康成が初めてテレビのために書き下ろした作品。
川端は他の仕事を見合わせて原作を執筆し、ロケにも同行、エキストラとしてカメオ出演している。
カメオ出演とは、短い時間で強い印象を与える登場のしかた。
多く、大物俳優や著名人が端役で出演する場合にいう。
男性主役の第四作目
作品番号 | 7作目 |
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作品名 | 旅路 |
期間 | 1967年4月3日~1968年3月30日 |
主役名 | 横内正 日色ともゑ |
視聴率 | 平均視聴率は45.8%、最高視聴率は56.9% |
この作品が朝ドラ最後の白黒放送です。
男性主役の第五作目
作品番号 | 32作目 |
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作品名 | ロマンス |
期間 | 1984年4月2日~1984年9月29日 |
主役名 | 榎木孝明 |
視聴率 | 平均視聴率は39.0%、最高視聴率は47.3% |
主役の榎木孝明さんのテレビデビュー作。
しかも主題歌も担当(芹洋子さんと主演の榎木孝明さんが「夢こそ人生」)
連続テレビ小説では初の歌詞入りのオープニング曲。
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男性主役の第六作目
作品番号 | 33作目 |
---|---|
作品名 | 心はいつもラムネ色 |
期間 | 1984年10月1日~1985年3月30日 |
主役名 | 新藤栄作 |
視聴率 | 平均視聴率は40.2%、最高視聴率は48.6% |
戦前・戦後の大阪を舞台とした漫才を愛した男の物語。
直前作『ロマンス』に続く、朝ドラの男性主人公路線第2作となっている。
男性主役の第七作目
作品番号 | 35作目 |
---|---|
作品名 | いちばん太鼓 |
期間 | 1985年10月7日~1986年4月5日 |
主役名 | 岡野進一郎 |
視聴率 | 平均視聴率33.4%、最高視聴率はおそらく39.9% |
男性主役の第八作目
作品番号 | 44作目 |
---|---|
作品名 | 凛凛と |
期間 | 1990年4月2日~1990年9月29日 |
主役名 | 田中実 |
視聴率 | 平均視聴率は33.9%、最高視聴率は39.5% |
この作品から、副音声を利用した視覚障害者向けの解説放送が実施されるようになりました。
しかし、初回視聴率は29.4%と、朝の連続テレビ小説史上初めて30%台を割り込みました。
男性主役の第九作目
作品番号 | 46作目 |
---|---|
作品名 | 君の名は |
期間 | 1991年4月1日~1992年4月4日 |
主役名 | 鈴木京香 倉田てつを |
視聴率 | 平均視聴率29.1%、最高視聴率34.6% |
千葉県野田市に1億円をかけ数寄屋橋のオープンセットを造るなど、異例の予算が組まれたにもかかわらず、ドラマ終了時点での当時の歴代最低を記録しました。
男性主役の第十作目
作品番号 | 53作目 |
---|---|
作品名 | 走らんか! |
期間 | 1995年10月2日~1996年3月30日 |
主役名 | 三国一夫 |
視聴率 | 平均視聴率は20.5%、最高視聴率は28.0% |
連続テレビ小説で男性が主人公になった作品は「マッサン」(女優との共同主演)まで18年間制作されませんでした。
男性主役の第十一作目
作品番号 | 91作目 |
---|---|
作品名 | マッサン |
期間 | 2014年9月29日~2015年3月28日 |
主役名 | 玉山鉄二 シャーロット・ケイト・フォックス |
視聴率 | 平均視聴率は21.1% |
ヒロインには、シャーロット・ケイト・フォックスさんが外国人として初めて起用されました。
男性主役の第一作から十一作まで引用元:連続テレビ小説作品一覧より
さいごに
NHKの朝ドラ「エール」は、窪田正孝さんが主人公で、単独男性主人公となると9作目。
東日本大震災から10年の節目を目前に「福島を応援したい」との思いを込めて企画された作品です。
主人公のモデル古関裕而さんの出身地福島が舞台の一つになっています。
「エール」が、少しでも福島を始め、被災地の方々がより楽しめる作品になってくれるといいなと思います。
テレビ離れが進んでいる昨今、視聴率も軒並み厳しくなってきているようですが、負けずに頑張ってほしいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!